動画編集では、CPUやGPU、メモリ、ストレージの性能が仕上がり速度や作業効率を大きく左右します。
ここでは、予算別におすすめのBTO構成例をご紹介します。
動画編集で重要なパーツとは?
- CPU:編集・書き出し速度を決める頭脳
- GPU:エフェクトやレンダリング処理を加速
- メモリ:複数の映像素材を扱う作業台
- ストレージ:素材の保存と読み込み速度を左右
特に「CPUとメモリ」は妥協せず選ぶのがポイントです。
予算別おすすめ構成
10万円前後:入門向け(フルHD編集中心)
- CPU:Intel Core i5 / AMD Ryzen 5
- GPU:GeForce RTX 3050 / Radeon RX 6600
- メモリ:16GB
- ストレージ:SSD 500GB + HDD 2TB
フルHD動画のカット編集や簡単なエフェクト作業に十分。
YouTube用動画を作り始めたい人におすすめ。
15万円前後:中級者向け(4K対応)
- CPU:Intel Core i7 / AMD Ryzen 7
- GPU:GeForce RTX 3060 / 4060
- メモリ:32GB
- ストレージ:SSD 1TB + HDD 4TB
4K編集も快適にこなせるバランス構成。
Adobe Premiere ProやDaVinci Resolveなどを使う人向け。
20万円以上:プロ・クリエイター向け
- CPU:Intel Core i9 / AMD Ryzen 9
- GPU:GeForce RTX 4070以上
- メモリ:64GB
- ストレージ:SSD 1TB(OS)+ SSD 2TB(作業用)+ HDD 6TB以上(保存用)
大容量素材や複数カメラでの4K/8K編集も余裕。
CM制作や映像クリエイターなど、本格的に仕事で使う方向け。
プラスαであると便利なもの
- 外付けストレージ(SSD):作業データの持ち運び用
- 高解像度モニター(WQHD / 4K):編集精度を高める
- 静音ケース&高効率電源:長時間作業を快適に
まとめ
- 入門者 → 10万円台でCore i5 / 16GBメモリ
- 中級者 → 15万円台でCore i7 / 32GBメモリ
- プロ → 20万円以上でCore i9 / 64GBメモリ
動画編集用BTOパソコンは、CPU・メモリ・ストレージの3つを優先して選ぶのが鉄則です。