メモリ容量の目安:用途別に最適なサイズを知ろう

パーツ別解説

BTOパソコンを選ぶとき、意外と悩むのが「メモリ容量」。
数字が大きいほど快適になるのはわかっていても、「自分の用途にはどれくらい必要?」と迷う人は多いはずです。

ここでは、用途別に必要なメモリ容量の目安を解説します。


メモリの役割とは?

メモリ(RAM)は、パソコンが作業するための「作業机」のようなものです。
机が広い(=メモリが多い)ほど、同時に多くの作業を快適にこなせます。


用途別・メモリ容量の目安

4GB:最低限の動作レベル

  • ネット閲覧
  • メールチェック
  • Officeで簡単な文書作成

とりあえず動くけれど、複数作業をするとすぐに重く感じる。今から買うならおすすめはしません。


8GB:標準的でコスパが良い

  • ネット閲覧+動画視聴+Office作業
  • 写真の簡単な編集
  • 学生のレポートやリモート授業用

多くの人にとって最もバランスが良い容量。BTOパソコンを買うならまずはここから。


16GB:快適なマルチタスク

  • 複数のアプリを同時利用
  • 動画編集(フルHD)
  • 画像編集ソフト(Photoshopなど)
  • 軽めの3Dゲーム

ビジネス用途や趣味でのクリエイティブ作業に最適。コストパフォーマンスの高さで人気。


32GB以上:ヘビーユーザー・プロ向け

  • 4K動画編集
  • 大規模なプログラミング開発環境
  • 最新ゲームを最高設定でプレイ
  • 3DCGやCAD設計

プロのクリエイターやゲーマーに必要なレベル。一般用途ではオーバースペックになることも。


◆ メモリ選びのコツ

  • 迷ったら16GBを選ぶ:価格と性能のバランスが良く、長く使える
  • 増設できるか確認する:将来的に必要になったら追加できるかが重要
  • デュアルチャネル対応:8GB×2のように2枚組にすると処理が高速化

まとめ

  • ネットや文書作成だけなら 8GB
  • 仕事や趣味でしっかり使うなら 16GB
  • 動画編集やゲーム重視なら 32GB以上

自分の使い方を見極めて、ちょうどいい容量を選びましょう。

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