BTOパソコンとは?

基礎知識

パソコンを購入しようと調べていると、「BTOパソコン」という言葉を目にすることがあります。
でも「普通のパソコンと何が違うの?」「結局どんな人に向いているの?」と疑問に思う方も多いはず。

このサイトでは、BTOの意味からメリット・デメリット、完成品PCや自作PCとの違いまで、初めての方にもわかりやすく解説します。


BTOとは?

BTOとは Build To Order(ビルド・トゥ・オーダー) の略で、直訳すると「受注生産方式」という意味です。
パソコン業界では 「注文を受けてから、ユーザーの希望に合わせて部品を組み立てるPC」 を指します。

家電量販店に並んでいる完成品PCとは違い、CPU・グラフィックボード・メモリ・ストレージなどを、自分の用途に合わせて自由に選べるのが特徴です。
ただし、組み立てや初期動作の確認は販売ショップが行ってくれるため、完全な自作PCよりも安心感があります。


BTOパソコンのメリット

1. 用途に合わせてカスタマイズできる

ゲーム、動画編集、ビジネスなど、利用目的に合わせて必要な性能を選べます。
「ゲームは快適に動かしたいけど、ストレージは最低限でいい」といった調整も可能です。

2. コストパフォーマンスが高い

不要な機能を省き、必要な部分にだけ投資できるため、完成品PCよりコスパが良くなることもあります。

3. 自作より安心

部品の選定は自分で行える一方、組み立てや検品はプロに任せられるので、初心者でも安心して導入できます。


BTOパソコンのデメリット

  • 注文後に組み立てるため、納品まで数日〜数週間かかる
  • どのパーツを選べばよいか、ある程度の知識が必要
  • ショップによってはサポートや保証内容が限定的な場合もある

完成品PC・自作PCとの違い

項目BTOパソコン完成品PC自作PC
自由度高い(パーツ選択可能)低い(固定スペック)非常に高い
組み立てショップが担当メーカーが担当自分で行う
コスト中間(必要な部分だけ強化できる)やや割高最安にも高額にもなる
サポートショップに依存手厚いほぼなし

まとめ

BTOパソコンは 「自作PCと完成品PCの中間的な存在」 といえます。
自分の用途に合わせてカスタマイズできる一方、組み立てや検品はプロに任せられるため、性能と安心感を両立できるのが魅力です。

「市販のパソコンではスペックが物足りないけど、自作はちょっと不安…」という方にとって、BTOパソコンは最適な選択肢になるでしょう。


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