BTOパソコンは自由度が高い反面、「どの構成を選べばいいの?」と悩みがちです。
ここでは、初心者の方に向けて 用途別のおすすめ構成例 を紹介します。
1. ビジネス・学習用(コスパ重視)
- CPU:Intel Core i5 または AMD Ryzen 5
- メモリ:8GB(できれば16GB)
- ストレージ:SSD 500GB
- GPU:オンボード(内蔵GPUで十分)
- 電源:500W程度
事務作業やオンライン会議、学習用途に最適。価格は10万円前後が目安。
2. ゲーミング用(フルHDゲームを快適に)
- CPU:Intel Core i5 以上 / Ryzen 5 以上
- メモリ:16GB
- ストレージ:SSD 1TB
- GPU:GeForce RTX 3060 ~ 4060
- 電源:650W以上(80PLUS Bronze以上)
フルHDのPCゲームを快適に楽しめる構成。価格は15〜20万円前後が目安。
3. クリエイティブ用(動画編集・3DCG制作)
- CPU:Intel Core i7 / Ryzen 7 以上(マルチコア性能重視)
- メモリ:32GB以上推奨
- ストレージ:SSD 1TB + HDD 2TB
- GPU:GeForce RTX 4070 以上
- 電源:750W〜850W(安定性重視)
動画編集や3Dモデリング、配信など高負荷作業に対応。価格は25〜35万円前後が目安。
構成を選ぶときのポイント
- メモリとストレージは余裕を持たせる:後から増設できるが、初期構成で十分にしておくと快適。
- 電源はケチらない:安定動作や寿命に直結するため、信頼できるメーカーを選ぶ。
- 将来性も考慮:グラフィックボードやメモリを交換しやすいケース・マザーボードを選ぶと長持ちする。
まとめ
初心者がBTOパソコンを選ぶときは、まず 「用途に合った基本構成」 を押さえることが大切です。
その上で、予算に余裕があれば「メモリ」「ストレージ」「電源」に投資すると、快適さと長期的な安心感がぐっと高まります。